着物110番
 
 
汚れた時のクリーニング方法(お手入れ方法)
汚れた時は、即対処
着物に飲み物や食べ物をこぼした時は、できるだけ早めに対処するのが鉄則です。外出先なら水に湿らせたハンカチやおしぼりで汚した部分をすぐに叩き、乾いた布で水気を取って応急処置をしておきましょう。 また汗をかいた時は、放っておくと汗じみになってしまいます。もしなった時は、帰宅後すぐにしみ抜きをするようにしましょう。しみ抜き方法は、乾いたタオルの上に汗をかいた部分をのせ、濡らして固く絞ったタオルで叩くというもの。こうすることで、しみを下のタオルに吸い取らせます。着物の汚れやすい部分は、衿、袖口、身八つ口周辺の脇、裾。脱いだ後には、必ずこれらの箇所をチェックして、汚れなど払っておくようにしましょう。

しみが広がってしまった場合には、自分で処置するよりもクリーニングに出す方が無難です。だたし、アンティークの着物などは、生地が弱くなっていることがあるので、クリーニングに出す前に必ずお店の人に相談してみて。

 
 
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[第3回] 着付けの基礎知識
[第1回] 5人5色、着こなし術
 
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