めきき士とは

「愛きもの」では、世界各国どこからでも、安心して商品を買っていただけるように、統一された基準を元に着物の素材、年代、保存状態や価格などの評価をしています。
めきき士とは、長年の経験と知識により総合的に着物の評価ができる、「愛きものめきき士委員会」で正式に承認された方々です。

「愛きものめきき士委員会」は、どのめきき士がめききをしても同じ評価になるように、定期的に研修会を開催し、めきき士の質の向上を目指しています。

 めきき士プロフィール
 - 谷田吉貞 - 中井信男 - 石井岩吉 - 中村信三 - 鷲見 尚彦 -


(1)谷田 吉貞  
谷田 吉貞
【信条】

着物を若い人でもごく普通に楽しんでもらえるようにしたい。

【プロフィール】

株式会社錦仰
株式会社錦仰工芸各代表取締役

京都市の白生地製造卸業の家に昭和32年9月28日生まれる。
立命館大学経済学部卒業後、マカオ現地企業にて、アジア各国の染色や織物について学び、繊維の原料調達、製造工程、流通プロセスまで幅広く習得。
その後家業に戻り、白生地製造卸業を引き継ぐ。実家は江戸時代、苗字帯刀を許される繊維の豪商としての歴史を持つ。
現在は白生地製造卸業の傍ら、色々なる商品開発と研究活動を通じ、着物鑑定の経験を積む。

その他、
京都市染織デジタルアーカイブ研究会理事
着物製作集団「SAMURAI」専務理事

E-mail : yoshisada@i-kimono.com




(2)中井 信男  
中井 信男
【信条】

着物を着て育つような家庭には、今時の事件を起こすような人間は育たない。

【プロフィール】

1935年京都市中京区に生まれる。
堀川高校を卒業後、小森貫株式会社に入社する。
46年間着物に関する特に着物の素材である生地と色遊びにて楽しく着物選びする方法等の知識を幅広く習得。
1999年後進に道を譲り小森貫株式会社を退社。
ヒューマンネットワーク「なかい企画」設立し、代表を務め、着物業界の業界コーディネーターを行っている。







(3)石井 岩吉  
石井 岩吉
【信条】

一人でも多くの方に着物を着て頂き、日本文化の良さを再発見して頂きたい。

【プロフィール】

1936年滋賀県甲賀群水口町に生まれる。
1951年創業350年の歴史のある千吉株式会社入社、白生地、染呉服(東京染小紋、京友禅)の知識及び商品の基本を幅広く習得。中国、台湾、韓国等各国の技術を生かした商品の開発も行う。
1993年梶政弥氏に師事し草木染の研究
花梨の原木から染料を求め花梨染の開発
「花梨工房いし井」を設立し、代表を務める。
50年の経験を生かし、着物の鑑定を積む。




(4)中村 信三  
中村 信三
【信条】

日本の伝統衣装は着物です。慣習が忘れられる世の中、再び着物文化を広めるため、頑張って努力していきます。

【プロフィール】

1937年 滋賀県彦根市に生まれる
1955年 山中株式会社(和装メーカー)入社、染め呉服の知識、商品の基本及び、着物製造に関しを幅広く習得、商品企画・制作販売部長、営業部長を歴任
2000年 専務取締役を最後に役員定年退職(45年勤務)


(5)鷲見 尚彦  
鷲見 尚彦
【信条】

着物を楽しんで着る悦びを多くの人に

【プロフィール】

1939年 京都市下京区に生まれる
1958年 堀川高校卒業後、創業350年の歴史の有る千吉株式会社入社喪服、襦袢、八掛、羽裏等の素材を中心に幅広い知識を習得
1982年 千吉株式会社を退社後直ちに留袖、振袖、訪問着の染色加工業鷲見染工株式会社に入社し、染色製造工程の幅広い知識を習得
2000年 愛きものめきき士となり、めきき活動を行う



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